【Let'snote】レッツノートのいいところ&微妙なところ(1st impression)
レッツノートには、10年近く前にマグネシウム天板の製品が初めて発売されて以来ずっと憧れていたのですが、先日CF-R8Gがソフマップで安く売っていたので、ひょいっと買っちゃいまして。
Apache+PHPが動かなくて軽く悩んだり(Vistaのはまりポイントらしいです。こちらを参考に解決しました)しつつも使ってみた感想を挙げてみます。
■レッツノートのいいところ
- とにかく静か(省電力モードにしたときの話)
それまで使っていたIdeaPadのファンの音がかなりうるさいくて不満だったので「日本人の発想で作ったPCなら静かに違いない」と考えてはいましたが、予想をはるかに上回る静かさにびっくり。
ファンの音だけでなく打キー音もクリック音もとにかく静か。
新幹線で隣の席の人が寝ていても気兼ねなく使えそうです。
遠慮と配慮を常とする日本人らしい発想で作られているなと思う。
- 軽い
レッツノートといえば軽さと頑強さなので、これに関してはわかっているつもりではあったのですが、家に持って帰って使ってみると、やっぱり軽くて驚いた(笑)
とくに、電気店では重さを確かめることのできないバッテリー部分とACアダプターも軽いのが衝撃的でした。
- タフそう
これは試してみるわけにもいかないので、見た目の印象で(笑)
私が使うノートPCは、なぜかど高確率で底面とキーボードの面を止めるネジがバカになって隙間が開いてくるのですが(頻繁に分解するわけでもないのになんでだろう?)、レッツノートは見た限りでは開きにくそうに思えるので期待大。
- 熱くなりにくい
省電力モードなら、電源つけっ放しでかばんの中に放り込んでもたいして熱くならない。
や、SSDならまだしもHDDでそれはよくないとはわかっていますが、つい(笑)
■レッツノートの微妙なところ
- 液晶が傷みやすそう
表面が硬質プラスチックのIdeaPadと違い、やわらかく薄い素材でできているので、尖ったものを当てたり押さえたりするとすぐ駄目になりそう。
まあここを分厚くするとかなり重くなるので、それを考えると悪いトレードオフではないと思うけれど。
- 液晶の画質がよくない
市場に出ている製品の中でも良くない方だと思うが、電力消費量を抑えるための選択なのかなぁ。
まあ、店頭で事前に確認できる部分なので、通販で買わないかぎり騙された感はない、はず。
- タッチパッドが狭い
私は指が細いからまだいいけど、男の人はこの広さで不自由しないんだろうか。
それまで使っていたIdeaPadと違い、丸型だから余計に狭く感じる。。。
- カメラもマイクもない
カメラはともかく内臓マイクがないのには驚きましたが、外付けマイクなんて小さくて軽いので必要なときに持って行くのは苦じゃないからまあいいかな。
- 十字キーの周りの空白部分が凹んでいる
もう少し出っ張っていた方が、キーボード内部にごみが入りづらいと思うのだけれど。
- 蓋を閉じると、上蓋をロックする金具が横から見えてしまう
これが一番気になっている問題点!
金具を引っ掛けるプラスチックの部分があと1mm上に長ければ、ずいぶんかっこいいと思うんだけどさ……。
■総合
軽さ、サイズ、スペック、頑強性などすべてが、日本人の日本人による日本人のための製品という印象。
しっかりとした製品コンセプトとそれを実現する技術の賜物。礼節と技術の国日本でしか生まれない工業製品だと思う。
外国では売れないだろうなぁ(笑)
まあ、あばたもえくぼな感じですが、こんなところで。